非日常が苦手だった女の子の話

突然ですが、皆さん、非日常って好きですか?

 

私の言う非日常は、ディズニーランドに行く、修学旅行、とかです。

基本的には行く系のことを言っています。

 

昔から苦手でした。

 

具体的に言うと、大きく2つありました。

ひとつめは、そもそも、楽しくない非日常が多かったこと。

小学校の時の遠足、野外活動、修学旅行。

中学の時の遠足、修学旅行。

楽しくなくて思い出に残ってるのが、小学校の時の明治村と野外学習。

友達がいなくて、自由行動が苦手でした。

小学校だから、班ごとだったから、まだよかったけど、

そもそも小学校の時の班なんて、学級委員と班長出来レースだった。

思い出すだけで嫌だ、くじ引きでよかったのに。

 

ふたつめは、「また来れるからいいや」と、その場を楽しむのを諦めだしたこと。

もしかしたら、楽しくなかったからでしょうか。

非日常の楽しみ方が分からなかったんです。

非日常は絶対に楽しい、魔法の空間だと勘違いしていたのがきっと一番の原因。

非日常にも、思い通りにいかなかったり、疲れてイライラしてしまう瞬間がある。

魔法の空間じゃなかった時に、期待値とのギャップに失望して、楽しめなくなる。

そんなことが繰り返されたんでしょう。

 

何でこんなことを書いているかというと、今回非日常が楽しかったから。

大人になって、心許せる、一緒にいて楽しい人としか過ごさなくなった。

経験が増えてきて、期待値が合うようになった。

欲がなくなって、そもそもの期待値が下がった。

こんな感じで、どんどん楽しいイベントが増えていったんだと思う。

 

楽しい一週間が終わってしまった寂しさと、実家に帰ると色々思い出してしまう感傷を

この文章に昇華させて。また日常を丁寧に重ねていく。