勝つために変わった女の子の話。

選挙から2日。引きこもっていても社会を変えられないと思い、朝コメダしています。

完璧主義の人は、一日の始まりを整えると一日うまくいくんじゃないかっていう仮説を立てていた友人がいたので、だまされたと思って今週やってみようと思ってます笑

 

勝つために変わったのか。

変わるために勝とうとしたのか。

 

選管の人に聞かれた。なんなら高橋一志に聞かれた。

こんな会話することもないと思ってたから、それだけでもエモかったけど

この言葉には考えさせられた。

 

後者なら、十分目的を果たした選挙だったと思う。

たくさんの人が、私の変化の物語を語ってくれた。

LCが共有するストーリーになった。

自分が変わるのにLC巻き込むなんて贅沢だなあって思いながら。

 

 

出たばっかの時は、変わるために勝ちたかった。

そして、駆け抜けた私のストーリーは伝わった。

でも、選挙合宿の前日に気付いてしまった。

勝ちたい。私の理想にみんなを乗せたい。

遅かった。

自分で自分が負けた理由をひとつだけ挙げるとしたら、

自分の理想に組織を乗せたいって思えるようになるのが遅かったことだ。

自分の世界から抜け出すのが本当に遅かった。

結果論かもしれないけど、私のストーリーなんて正直どうでもよくて

みんなと一緒に見たかったのは、理想のOSLCっていう共同幻想だった。

私はそれを解像度高く描けなかったし、

そのストーリーを共有できなかった。

 

駆け抜けて振り返ったらちっぽけなもんだよ

 

ある人がそう言ってくれた。

確かにそうだ。走ってた時は全力だったけど、

振り返ったらちっぽけであっけなかった。

 

私が憧れていた人たちは

こんな風に見る景色を変えてきたんだろうなって思うと

3年目にもなって見に行った自分と

3年目になっても見れなかった自分が悔しかった。

 

選挙終わったら、頑張った、変わった、戦ってよかった。

ってなるんだと思ってた。

確かに変わった。出てよかった。

自分が与えたかった勇気は、ありったけ届けたし、きっと届いた。

たくさんの人に変えてもらったし、たくさんの人を変えた。

なかなかできないことだし、この戦いを誇りに思う。

それでも。本当に悔しい。

どうやら私は、本気で自分の手で組織を変えたかったみたいだ。

しかし、至らないことが多すぎた。

 

勝つために変わった女の子の話。

それでも勝てなかった女の子の話。

 

選挙からの日が浅く懺悔中心になりましたが、

もっと違う側面の選挙も文章にしようと考えています。