ひとりで電車に揺られている女の子の話。
久しぶりにこのページと向き合っている。
最近はまたまた忙しさにかまけて何もできなかった。
いま、一人で電車に揺られている。
誰かといるのが好きなひと、一人でいるのが好きなひと、
様々だと思う。
私は、一人でいるのが好きだったが、いつの日か、
一人でいるのに耐えられなくなって、
誰かといることを好むようになった。
人と関わることからの学びは大きい。
この2年半の学びのほとんどは、事業に向き合ったものでなく、
人と向き合ったものであった。
それを理由にして、なんとなく人といる時間を増やした。
どんどん一人の時間は無くなっていった。
気はまぎれるし、楽しいし、ほんの少しの違和感以外は感じなかった。
私は、そのほんの少しの違和感を見過ごしてきた。
でもそれは、見逃してはいけないことだった。
ただでさえ自分と向き合うのが苦手なのに減った一人の時間。
自分の大事な感情や痛みがどんどん見過ごされて行っていることに気づけなかった。
気づいたときには、飲み会の席で2時間泣きじゃくるくらいには感情をため込んでいた。
誰かと過ごすことをやめたくない私は、もやもやしている。
でも同時に一人の時間の大切さを実感している。
終点が近づく。
私は一人で電車に揺られている。