私、承認されるために生きています。

 私、承認されるために生きています。

 

自己実現できるようになりたい。

自分が主人公の人生を生きたい。

 

そんな風に思っている(思っていた)自分にとっては、

認めがたく、ショッキングな事実である。

 

前の彼と別れてからずっと精神的にふさぎ込んで

何のために生きているんだろうって考える毎日。

 

人といるときは笑って。家に帰ったら寂しくなって。

辛いことがあったら辛そうな顔をして。

自分を愛してくれない人に対して愛想もふりまけなくなってしまった。

余裕も愛も寛容もへったくれもない、

独りよがりでどうしようもない寂しがり屋が出来上がっていた。

 

約2か月前に叫んでいた、社会に対する愛は、

具体化するとなんかもやもやして、

夢は夢のままであってほしかった、って思いながら、

現実の泥臭さと理想の儚さをお酒で流し込んでいた。

 

そんなどしようもない私が行きつくのは、

「誰かからの無条件の承認」だ。

 

自分でもまじか、しょうもない、って思いながら。

疲弊した人間が行きつくのはこんなところかって思いながら。

承認と愛を求めている自分に気付く。

 

自分で自分を愛せるようになったら幸せになれるって頭ではわかってるけど

そんなこと、余裕があるときにしかできなくて。

 

いま、目の前のことを頑張れば何か残るし、十分に成果が出るって分かっていても

しっぽ巻いて逃げたくなっている。

 

いま、この瞬間が、苦しいだけなんだろうか。

それとも、こんな風に人生ずっと苦しみ続けるんだろうか。

 

私、承認されるために生きてる。