「幸せになる勇気」を実感した女の子の話

「それはあの時あの判断をしたことを評価すべきです」

「そんな過去のこと気にしたって仕方ないじゃないですか」

 

こんな言葉を何回か聞くうちに、「そういうことか」って思った。

 

上記の二言は、最近一緒に作業をすることが増えた某執行部のメンバーが

言っていた言葉である。

彼は、すごく生産性が高く、淡々と仕事をこなし、ロジックも強い「仕事が出来る人」だって認識していた。

今までは、なんとなくすごいのは分かっていたけど、どこがすごいか掴めずにいた。

 

そんな彼と行動を共にして、会話すると気付くことがあった。

彼は私と比べて圧倒的に過去を気にしない。

割り切っている。

 

ここで、何の脈略もないが、昔読んだ「幸せになる勇気」を思い出した。

詳しい内容を思い出せないが、私の解釈では

変えられない過去でも、不確定な未来でもなく、今を生きることが幸せになるコツだ、

と書いてあったように捉えられました。

頭の片隅にはあったけど、普段意識していなかった。

 

でも、この彼の言葉を聞いて、繋がった感覚がしました。

 

そして、私も少しずつ、過ぎたことを気にせず、その場で取れる最善を考えるようになった。

風邪をひいても、あの日のカラオケのせいにするのではなく、割り切って病院に課金する。

昔だったら怒ってた彼氏の行動も、「なんでそんなことしたの?」ではなく、「これからはこうしてくれたらいいよ」って伝えるようにした。

 

あれ?この生き方、圧倒的にハッピーだし、生産的だし、建設的じゃない?

また一個、武器が増えた気がした。